ひとしきりあって。
高校時代、2005年度京大入試に向けたZ会進学講演会が大阪でありました。
僕は母と友人を連れて参加していて、その時の資料が見つかったので、
当時の二次試験対策のメモと、京都大学尾池総長の講演のメモを載せておきます。
二次試験対策メモ
(京大入試対策としては、今でも参考になると思います)
数学
- 文系は120分大問5問
- 基礎最優先
- 自力で解法を見つける、自力で答案をまとめる
- 実際に答案を書いて第三者のチェックを受ける
国語
- 120分
- 現代文…文学色が強い、難解
- 近代文語文…古・漢の語法
- 仮名口語文
- 古文…文学的素養、和歌がらみの問題
- 記述量が大きい
- 実際に書いて第三者のチェックを受ける
英語
- じっくり読み考える、しっかり書く
- 読解
- 自然な日本語に訳しにくい
- 抽象的な文章を論理的に読む
- 構文力、日本語力
- 一日一題長文をやる
- 英作文
- 日本語独特の表現
- 自分なりの日本語への読み替え
- 例文ごと覚える
- 第三者のチェック
日本史
- 90分
- 記述有り、200〜300字、対策は早くから始める
- 基本中心、教科書の脚注、欄外も見ておく
とにかく第三者に記述問題のチェックをしてもらうことが重要ですね。国語と英語は本当に日本語のセンスというものが問われてきます。日本語力がないと英語もできないものですからね。
僕はセンター試験の点数が芳しくなく、結局京大は受験しませんでした。しかし、この説明会は内容が濃くて、受験生として行っておいてよかったと思います。メモだけでも、有意義な話が盛りだくさんだったことが伝わるかと思います。
Z会京大進学講演会、京大入学を目指した受験生時代が、詩になるもの。