ソウルイーター第48話 感想

そんなわけで。

 少年ガンガン5月号、ソウルイーター第48話「ババ・ヤガーの城攻略作戦(その3)」の感想です。

戦況整理

 今回はアラクネの元にたどり着くため、魔道具"錠前"を破壊しなければならない、というメデューサの発言を受け、隊を分断することになりました。さらにオックス君がキリクと別れたり、最後にブラック☆スターが参戦したりするため、ちょっとややこしくなりましたね。

 死武専側のメンバーの状況を整理すると、各個で錠前を破壊するのが、キッド・リズ・パティー組、キリク・ファイヤ・サンダー組、エルカ・ミズネ・フリー達。もう一つのワナを突破するのがメデューサ・マカ・ソウル組。キム・ジャッキーと対峙しているのがオックス君・ハーバー組。

 そして遅まきながら城に到着したブラック☆スター・椿組と、おそらく城内部にいるデスサイズの猿・クマ組。さらに遠くからシド先生・ナイグス組と梓が見守っています。

 アラクノフォビア側のメンバーは、アラクネと謎の魔道師が城の中心部、ギリコとモスキート、ミフネが城内部のどこか、キム・ジャッキーが魔道具"道徳操作機"のあるところ、となってます。

 ここからどういう風に戦闘が展開されていくんでしょうか。オックス君とキムは現在対峙している状況なので、このまま戦うことになるのかな。ブラック☆スターとミフネの再戦もほぼ確定でしょう。あとは、錠前破壊&ワナ突破組がギリコやモスキートと戦うことになると思います。猿とクマが救援に来ることもあるかもしれないですね。

 メデューサの思惑通りに進んでいるように見えるこの作戦ですが、不確定要素が多くて展開がなんとも予想しがたいですね。

 足りない情報としては、アラクネと共にいる魔道師とは誰か、シュタインとマリーは参戦するのか、猿とクマの能力、ブラック☆スターは妖刀を制御できるようになったのか、クロナの所在、などがあります。次回以降で明かされていくのが楽しみです。

 感想

 今月号もオックス君とキムの話が面白かったですね。キリクはやっぱり熱い男だなー。道徳操作機の場面はなんだか阿片窟を連想させますね。誰も知らないか、阿片窟なんて。

 お約束の味方が洗脳された展開で、しっかり腹部をナイフでさされたオックス君。キムとジャッキーの道徳観念を元に戻すことはできるんでしょうか。できなきゃ困る。しかしキムの「ゴソゴソ」が無駄にエロかったですね。ネクタイにアラクノフォビアのマークが入ってたのは細かいなーと思いました。

 あと警報が鳴ってるときにパティがキレてたのが面白かったです。アホの子でキレキャラってあんまりないタイプの女の子ですね。

 ブラック☆スターが全センサーに引っかかってきたっていうのは、超高速で移動しながら城を探してたってことでしょうか。分身とかじゃないよねまさか。ブラック☆スターが最初から妖刀モードっぽいので、日本で妖刀制御の極意をつかんだと考えられます。ミフネに勝てるのかな。

 こんだけキャラが出てくると動かすのも大変だと思いますが、そこは大久保さんの手腕に期待しています。ソウルイーターはどのキャラも魅力的すぎて、毎回全員の動きを見ていたいところです。しかし、それはそれで話が進みませんしね。

 多分来月と来々月でオックス君とキムの話に決着がつき、錠前破壊完了、ブラック☆スターとミフネが対峙、くらいかなー。最近シュタインとクロナの狂気分が足りないので、早く戻ってきてほしいものです。あと半年はテンションアゲアゲで展開していきそうなので、非常に楽しみです。

 ソウルイーター第48話、まだ見えぬ"魂"の底が、詩になるもの。

ソウルイーター 10 (10) (ガンガンコミックス)

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