Web2.0における、マッシュアップ可能なWebサービス全般に言えることなんだけど、はてなのサービスにコンテンツを載せるっていうことは本当に多くの人の目に触れることで、もはやどれだけの人に見られているか把握しきれないくらいなんだよね。
例えばはてブはけっこう派生サービスがいっぱいある。2ch系コメントだけを抽出するサービス。これはひどい、これはすごいのタグのコメントのみをまとめたサービス。他にyahooでもはてブコメントが見られるようになったり。
自分としては、「はてブのコメント」だからこそ100文字で端的に言ったり極論を言ったりすることもある。はてブエントリの空気を読んだ発言もする。はてなユーザー同士なら、100文字だから仕方ない、これは空気を読んでるな、と思ってくれるかもしれない。けれども派生サービスを通して見る側としては、そんなこと知ったことじゃないわけで、単純にid:highcampusの意見としてコメントを見る。
問題はそういう風に見られていることを僕が知覚できないってことで、これはやっぱり恐いなあと思う。はてブコメント消しても派生サービスのログは消えないんだろうし。別にコメントの内容が良ければいいんだけどね。コメントを書くにあたって、意図的に抽出された形で多くの目に触れることをどれくらい意識すればいいんだろうな。
極端な話、はてブコメントでニコニコ動画のテラ豚丼やmixiのゴキブリ揚げたみたいな発言をしたらどうなるか。はてなの人はスルースキル高いから無視されて、時々優しい人がそのコメントは消しときなって忠告してくれると思う。しかし、派生サービスを通して見る人はどうだろう。何百万といるyahooユーザーの目に触れることもある。
考え出すと恐くなるから、とりあえずコメントには最低限の気配りをすることを心がけて、このエントリを終えよう。