携帯電話のアドレス帳を整理する方法

そんなわけで。
前回の記事ではライフハックという言葉を紹介しました。今回は自分が使っているライフハックを一つ紹介したいと思います。

携帯電話のアドレス帳をどう整理するかという問題について考えてみましょう。
アドレス帳の検索設定では、いろんな検索方法を選ぶことができます。五十音、名前、名前の読み、登録順、電話番号、メールアドレスなどがありますね。中でも多くの人が使っているのがグループ別検索ではないでしょうか。

家族、小中高大の学校の友人、会社、アルバイトなど、自分が所属するコミュニティごとにグループを作るのが一般的だと思います。この場合、グループ内での順番は五十音順になりますね。
さらに、グループの中でもさらに小グループを作りたいと思うことがあります。しかし、新たにグループを作ってしまうと、グループ数が増えて煩雑になってしまいます。一つのグループの中で、よく連絡する人を上の方に表示したり、会社の中での上司、同僚、部下など序列順に並べたい時の方法が必要です。

そこで、僕が使っているのが、名前の読みに数字を入れるという方法です。
例えば、アドレス帳の会社というグループに、草野、小谷、佐藤、鈴木、田尻、轟という人名があるとしましょう。
上司が小谷、田尻、同僚が轟、佐藤、部下が草野、鈴木であり、これを序列順にしたい時、上司に01、同僚に03、部下に05といった任意の数字をふります。

この数字を、各個人の名前の読み欄の最初に入力します。

例: 小谷大介(01コタニダイスケ)、鈴木庄一(05スズキショウイチ)

すると、グループ内では以下のような順番になります。

小谷、田尻、佐藤、轟、草野、鈴木

これによってグループ内で序列順に並べることができました。序列内でも五十音順の原則は守っているので見難いことはありませんね。

この方法で大切なのは、数字の割り振り方です。後で別の小グループができることなどを考えて、数字に余裕を持たせることですね。
数字は1桁よりも2桁にする、小グループ同士の数字を離すといった方法が有効です。数字を離すというのは (01,02,03)ではなく(01,15,30)などにするということです。
数字の他に記号を使ってもいいですね。記号の方が数字より表示順が後の場合があるので、そのへんは注意が必要です。
この方法を使えば、アドレス帳の管理が少しは楽になると思います。携帯電話を使う全ての人に是非おすすめしたい僕のライフハックです。

アドレス帳、整然と並べられた人名は、詩にならぬもの。