ミュージック 感想

そんなわけで!
先日発売になった「ミュージック」、買いましたよ。
寺岡呼人さん主催のGoldenCircleというイベントから生まれた曲です。
収録内容は、1.ミュージック、2.同ピアノアレンジ、3.カラオケverとなっています。正直、一曲のシングルをアレンジとかカラオケとか入れて1500円で売る商法はあんまり好きではないんですけど、このCDは初回で1100円、通常で800円と比較的良心的な値段になっています。
それはさておき、肝心の楽曲です。
詩は先日のGolden Circlevol.10のメンバー、呼人さん、ユーミン、ゆず、Mr.Children桜井和寿さんが作ったものです。作曲はユーミン、編曲は呼人さんとなっております。
詩の内容は、昔の恋人とともに聴いていた音楽が思い出を呼び起こすという、ありがちなものです。しかし、詩を書いているメンバーがメンバーだけに、時折胸を揺さぶるようなフレーズが出てきますね。

読み取れなかった歌詞(ことば)の意味が押し寄せるよ 後悔を連れて

もう誰も 愛せはしないと思う事がある

特に後者、愛せはしないと「思う事がある」っていうところがいいですね。いつも思うわけじゃないけど、時々ふと思ってしまうという情感が出ています。
7月11日の水曜深夜にはオールナイトニッポンもやっていたそうですが、残念ながらこれは聞き逃してしまいました。
あと初回版付属のDVDでミュージックのPVを見ていて気がついたことがあります。黒背景にたくさんのカラフルな丸の模様が出てくる場面が、PVの中にたびたび登場するんですけど、これが、映画「007ドクター・ノオ(007は殺しの番号)」のOPにそっくりなんですよ。これは007の方を知ってる人ならすぐに気がつくと思います。

2007-08-19 追記

土曜ワイド劇場のOPでも同様のスポットライトが踊る描写が観られました。土曜ワイド劇場の放映開始は1977年、007ドクター・ノオの公開は1963年です。これらがミュージックのPVに何らかの影響を与えたかどうかは分かりません。

ミュージック、あのときから愛を語り続ける楽曲が、詩になるもの。