クリーンな企業とかそうそうないのはわかるけど

 志望企業に関連したニュースを調べてると、つい最近談合や不正、不祥事があったことが分かって嫌になることが多い。正直大手ならよくあることだと思う。公務員の人から話を聞いても、談合って実際あるようだし。僕もエンドユーザーや納税者に不利益にならなければ、ある程度の談合はしてもいいんじゃないかと正直思う。
 だけど働いていて良心が痛むのは辛いことだよなあ。そういう痛みが普通に働いているだけで心に走る企業では、長く仕事を続けることはできないかもしれない。ユーザーを騙すような詐欺まがいのトークで営業することとか、耐えられそうにない。
 まあニーズってのは作り出すものだともいえるし、ユーザーが幸せだと感じるなら、本当は不必要なモノやサービスを売ってもいいのかな。生きていくのに必要ないだろって言い出したら大抵のWebサービスもいらないわけだしね。それでも、先にユーザーの不安を煽っておいて、それを自社のモノやサービスで救済するっていうスタイルはどうかと思う。何を売るにしたってそういうプロセスを経なければならないのかもしれないけどさ。
 良心の「痛み」より、ユーザーが喜ぶ顔を見る「癒し」の方が勝っているときは、それでいいのかな。わからない。働いてみないことには。