iTunesとDAEMON Tools

そんなわけで。

先日、久しぶりにiTunesからCDを焼こうとしたんですけど、「ディスク作成機能またはソフトウェアが見つかりません」というエラーが出て焼けなかったんですね。

原因と対策をググってみると、どうもDAEMON Toolsがシステムの奥の方をいじってるのが原因らしく、対策方法は、

  1. DAEMON Toolsをアンインストールしコンピュータの再起動
  2. sptd.sysを削除(c:/windows/system32/drivers /sptd.sys)しコンピュータの再起動

ということでした。自分の場合も、これで元通り正常にiTunesからCDが焼けました。
DAEMON Toolsは軽くて好きだったんですけどね。仕方なくAlcohol52%というソフトに代わりを務めてもらうことにしました。まあ最近仮想ファイルを使うことはあんまりないんですけど。
iTunesといえば、バージョンアップするたびに、関連づけをいじって音楽ファイルを自分のとこで開こうとするのをいい加減にやめてほしいところです。俺はMedia Player Classicをほぼ全ての音楽、動画ファイルに関連づけしているので、直すのがめんどうで仕方ない。
こういう非常に現実的な作業をしていて初めて、詩的なものが楽しめるんだということを最近よく考えます。この話はブログ「詩になるもの」の根幹に関わることですから、いずれまたまとめて書くことになるでしょう。
今は、ジャイアントロボサウンドトラックから自選してCD に焼いた、オリジナルアルバムを聴いて素晴らしい音楽を堪能します。

2007-07-10 追記

「ディスク作成機能またはソフトウェアが見つかりません」、「iTunes」、「DAEMON Tools」、「sptd.sys」という単語で検索から来られる方が多かったので追記事項を書いておきます。
DAEMON Toolsでも、ver4以降のものがこの問題を起こすようです。理由は、SPTD(SCSI Pass Through Direct)ドライバを使用するのがこのバージョン以降だから、ということです。
Alcohol120%などのソフトもSPTDドライバを使用しているそうですが、こちらはなぜコンフリクトしないのかは分かりませんでした。
これらのアプリケーションをアンインストールしても、SPTDドライバは削除されないので、注意が必要ですね。sptd.sysはiTunes以外のソフトともコンフリクトを起こしたりすることがあり、けっこう問題のあるファイルのようです。
今回の問題はApple Discussionsでも頻出のようですので、そちらで調べるのも有効な方法だと思います。