1/144 HGUCνガンダムのプラモデルを作った

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そんなわけで。3年前、2009年に次のような記事を書いたことを覚えている読者はおそらくいないだろう。
1/144 HGUC νガンダムのプラモデルを作るのに役立つエントリ集 - 詩になるもの
1/144 HGUC νガンダムのプラモデルを作るために買ったもの - 詩になるもの
いろいろな巡り合わせで購入することになったこのモデルだが、モチベーションが全く湧かずに3年間積んだ状態になっていた。ふと思い立って5月半ばに製作を開始し、1週間ほどかけて完成させたので写真を記録しておく。

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小学生の頃が僕のガンプラ全盛期だった。当時は幼く拙い作り方しかできなかった(作った後の遊びの方を重視していたこともある)。10代も後半になってからはまともにプラモデルを作ったことがない。今回はインターネットを通してガンプラ製作に関する記事を読み、丁寧に作っていく事を心がけた。
使用した道具は上記のエントリに書いた通り。ニッパー等は持っていた。

ガンダムマーカーベーシックセット
ガンダムマーカー消しペン
ガンダムマーカースミ入れブラック
タミヤマスキングテープ6mm
アイズマスキングテープ1.5mm
Mr.スーパークリアー つや消し
タミヤフィニッシングペーパー細目セット
タミヤフィニッシングペーパー仕上げセット

1/144 HGUC νガンダムのプラモデルを作るために買ったもの - 詩になるもの

一番参考にしたのはHGUC・RX-93νガンダムの製作・作り方。ガンプラ120%!
ランナーを洗浄するところから始めて上半身から作っていった。特にゲート処理はかなり力を入れて行った。

今回ヘッドパーツはうまくスミ入れしてディティールアップできたと思う。カメラアイはシールを使用。振り返ると赤いパーツは色塗る必要なかったなあ。

背面、暗色系にイエローで1本ラインを入れるという塗装がやや難しかった。

よく見るとわかるが、この時点で肘関節の向きをミスっている。だいぶ後になって気付く。

ライフルやバズーカ、シールドができたので持たせてみる。

つま先、これも暗色にイエローを乗せるのがしんどい作業だった。マスキングテープと消しペンが活躍。

下半身のパーツがひと通り完成したところ。上半身・下半身ともにこれくらいまとまったらクリアスプレーでコーティングしている。

νガンダムの特徴であるフィン・ファンネル。シールに頼らずガンダムイエローで塗った方がよかったか。そのままだとどうしてもシールと成型色に差が出てしまう。

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差し替え用パーツなどの細かいものも作って完成。背景が綺麗なディスプレイ台が欲しいけどそんなものは持ち合わせていなかった。

背面。この角度で見るとあんまりかっこよくない。

背面下から。脚部・スソの裏側は油性ペンで黒く塗るとよい、というアドバイスを受けて実行している。

側面。太ももが前後に外れかかってしまっている。

斜めから。シールドは写真で見るとデカールの縁がはっきりしてるね。

ライフルを構えたポージング。

バズーカを構えたポージング。

ファンネル装備で斜め側面から。

ファンネル付けても重さで傾いたりせずちゃんと自立する。

やはり成型色の黄色とガンダムマーカーのガンダムイエローで色合いが違っているところが気になる。


ビームサーベルを構えたポージング。

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成人してから初めてのガンプラ製作はしんどくもあったけど概ね楽しく、好きな機体を形にする喜びが味わえてよかった。
一番気を使ったゲート処理・塗装は丁寧にやればやるほど効果が出るから、作業のしがいがある。小学生の時は全くできなかった継ぎ目消しは、本キットの巧みな構造によって必要なくなっていて非常に助かった。
反省点はクリアスプレーの扱いかな。細かい粒子で重ね塗りする技術、というか周到さがなかったかもしれない。また暇な時にもうひと吹きするか。
この先ガンプラを作ることはもうしばらくないだろうけど、もし製作に臨むことがあれば、今回の経験は大いに役立つだろう。