そんなわけで。
先日、大学で4回生の卒業論文の中間発表がありました。教授の指摘などから気付いたことをメモしておきます。
問題
問題意識
社会的なことが背景にあってテーマを選んだのか、それとも個人的な興味や関心からか、という点目的
論文はエッセイではない→目的をしっかり限定する
仮説
仮説が先行研究から出てきたのか、それとも自分で考えたのか、という点
全体
文中での用語の定義をはっきりさせておく
上記のことを意識して書く必要があるようです。
でもこれってブログ等で文章を書く時に意識すべきこととほぼ同じだと思います。普段から気をつけていれば、卒論のような大きいものを書くときも困らないですね。
卒論の中間発表、発表内容へのあらゆる指摘が、詩になるもの。
2007-11-03追記
上記のメモに追記することがないか担任の教授に質問しました。
「仮説」というものは客観性の高い根拠が背後にあればあるほど説得性が増します。志を高く持って、自分で考えた「だけ」の仮説は避けようという意識(出来るだけ他者のデータや論考を集めて客観性を高める)を持つといい卒論が書けると思います。
という答えを聞かせていただきました。大変参考になりますね。