ブログ「詩になるもの」の軸となるテーマ

ひとしきりあって。
僕は、あらゆる詩的なもの(詩、歌、音楽、文学、美術、映画、漫画、アニメ、風景etc)が、人間にどういった影響を与えるのかについて非常に興味があります。
詩的なものは全部まとめて詩ということにします。詩は現実から何かを抽象して生まれてくるものであると考えます。詩は現実から生まれ、現実に生きる人間に影響を与える。フィードバックですね。

現実から生まれたものであるから、当然その存在意義は現実なしにありえない。時折、あまりに出来の良い詩は人間の心を捉えて離さないことがあります。しかし、現実をさしおいて詩的な世界にのみ生きるということは、ナンセンスです。

美しい詩が、現実を生きる人間の力になる。その仕組みに心を引かれています。これは、一生かけてでも研究していきたいテーマです。
詩的とは何か。現実から何を抽象すれば詩的になるのか。つまり、現実から何を捨象すれば詩的になるのか。現実の中にあって、詩になるものは何か。詩にならぬものとは。
そういったことを考えていきたくて、このブログを始めました。
ブログを開始してから1年弱、ブログの軸となるテーマを書いてきませんでした。一度こうして書き出しておいて、頭の中をすっきりさせたいと思います。
遅々として進まぬこともありますが、粘り強く更新を続けていきたいです。これからも「詩になるもの」をよろしくお願いします。